こちらはマダガスカル産のコーパルです。コーパルとは、一般に琥珀になる前の若い樹液の化石のことを指します。若い琥珀とも言われます。琥珀やコーパルの詳しい説明については、特設サイト「https://www.kaseki7.com/amberbible/index.html」を御覧ください。
さて、こちらのコーパルの特徴はなんといっても、内包された豊富な虫の数々。羽虫、飛ばない虫など様々な虫が時を止められたかのように閉じ込められています。
マダガスカル産のコーパルは美しいハチミツ色をしています。地元の採集者のワーキングサイクルの関係で、1年のうち限られた時期しか採集されません。
こちらはアリのような虫。コーパルに内包されると外部の環境から遮断されるため、基本的に風化とは無縁となります。したがって、生息時に極めて近い状態で保存されます。
こちらは長い腹部と足、そして翅脈が保存された羽を有した虫。
こちらにも羽虫が存在しています。翅脈まではっきりと保存されていることが分かります。ぜひルーペを片手に観察に勤しんでくださいね。
およそ9センチ弱。立派な化石です。
こちらは、頭部前部にある鋏角を有した虫です。一見クモのように見えますが、カニムシ、あるいはまた別の虫の可能性もありますね。
こちらは何でしょうか。明らかに有機物と思しき風体を備えた物体が保存されています。
このあたり、虫のオンパレード。このコーパルには総勢30匹近い虫たちが、時を止められたかのように保存されているのです。
厚みも申し分ない。
100円玉との比較。半透明のため、ライトの照射角に応じて、輝きを変えます。
ぜひルーペを片手に古代の虫たちをのぞいでみてください。当時の環境をそのまま保存したジオラマのようです。
価格:
商品ID:ot2294
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:Madagascar
サイズ:8.9cm×2.6cm×2.6cm
商品説明:当時の環境がそのまま保存されたようなジオラマ標本。ラージサイズ!蟻や羽虫をはじめ、多数の昆虫内包。9センチに迫る長さに迫るマダガスカル産のコーパル(Copal)。樹液の化石
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