こちらは恐竜時代の琥珀として、名高い、ビルマ(現ミャンマー)産の琥珀です。バーマイト、あるいはビルマイトとも呼ばれます。
世界で最も名の知れた琥珀産地といえば、やはりバルト海ではないでしょうか。バルト海の琥珀はおよそ4000万から5000万年年前の針葉樹の樹脂を起源としています。一方で、これらバーマイトは、何とおよそ1億年前の針葉樹の樹脂が起源とされています。1億年前といえば、まさに恐竜時代のど真ん中。大地に恐竜が闊歩する時代の化石なのです。
琥珀を化石というと違和感があるでしょうか。有史以前の生物の一部が保存されたものは、基本的に化石と言えます。その意味では、針葉樹の樹液が化石になった琥珀も、化石となります。
こちらの琥珀には、クモが内包されています。琥珀中央やや右を御覧ください。
指と比べても決して小さくありません。
やや暗めの基質ですが、後方よりライトを当てれば、御覧のようにクモがシルエットとして浮かび上がります。
ぜひルーペを手にご覧ください。はっきりとクモの形を視認できます。
足をたたんだ姿。
100円玉との比較。クモが内包された恐竜時代の琥珀、ビルマ琥珀です。
価格:
商品ID:ot2256
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:2.4cm×1.5cm×厚0.4cm
商品説明:クモが内包された恐竜時代の琥珀、ビルマ琥珀(Burmite)。
この商品は売却済みです。
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