こちらはバーマイトの名で知られる、ミャンマー産の琥珀です。なんとご覧のようにはっきりと形が分かるクモが内包されています。
琥珀のほぼ中央に、はっきりと視認できます。
バーマイトは琥珀コレクターにとっては特別な存在でしょう。なんといっても、およそ1億年前の針葉樹の樹脂が起源となっています。つまり、内部に含まれている虫や植物片もその時代のものということになります。
1億年前といえば、時代は白亜紀。大地には恐竜が闊歩していた時代です。恐竜の化石のコレクターにとっても、バーマイトは特別な存在と言えるでしょう。
映画ジュラシックパーク(1993)では、琥珀の内部に取り込められていた蚊から恐竜の血のDNAを取り出して、恐竜を現代に蘇らせるというストーリーが話題になりました。映画のなかではドミニカ産の琥珀が取り上げられていましたが、その琥珀の年代はおよそ3000万年前ということで、恐竜はいませんでした。映画のなかでビルマ琥珀(バーマイト)を取り上げれば、なおリアリティが増していたかもしれませんね。ちなみに、恐竜を現代に蘇らせるというテーマについては、ぜひこちらのコラム「化石からDNAを取り出し、クローンを復元することはできるか?」をご一読ください。
8本の足、前部、後部、、いずれもはっきりと保存されています。
基質の透明度は高く、ライトをあてると、美しい黄金色を呈します。
100円玉との比較。色、輝きともに上質。何より中央にはっきりとクモを視認できる、極めて保存状態の良いビルマ産琥珀です。
価格:
商品ID:ot2255
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:1.4cm×1.4cm×厚0.5cm
商品説明:中央にはっきりと視認可能な恐竜時代のクモが内包されたバーマイト。白亜紀のビルマ琥珀(Burmite)
この商品は売却済みです。
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