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世界最大の琥珀産地、バルト海産の琥珀(Amber)。黒い部分は4000万年前の植物片/新生代(6600万年前 -- 現在) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはバルト海周辺で採集されたレモンイエローを呈する琥珀です。透明度が特に高い化石で、内包されている植物片が浮かび上がります。


世界最大の琥珀産地といえばバルト海です。地下に眠っている琥珀が嵐などのあとに海岸に打ち上がられます。琥珀には様々な種類がありますが、こちらのような透明度の高いタイプは、打ち上げられてすぐに採集されたものに限られます。風化を受けると、透明度が徐々に失われます。それはそれで味わい深いものがありますが、内包物を観察したい場合には向きません。


こちらの化石には多数の内包物が含まれています。そもそも化石とは針葉樹の樹脂が化石になったもの。4000万年前のバルト海は針葉樹と広葉樹が広がる広大な森林でした。針葉樹は樹皮が傷むと内部から樹液を染み出し、傷を埋めます。それが固まったものが樹脂です。樹脂になる際に周辺の草や葉などを取り込むことがあります。そのようにして今回のような植物片入りの琥珀が生み出されます。


内包されているのは、琥珀の年代と同じおよそ4000万年前の植物片です。


通常、植物片だけが化石になるケースは少ないと言えます。きめ細かい粘土質の土砂の間に取り込まれて化石になるケース(腐食しにくい)はありえますが、通常の骨のように固くないため、このようにはっきりと保存されるケースは少ないのです。琥珀の内部は外部環境と遮断されるため、傷みが少ない通常ではありえないほど良い状態で内包物が保たれます。琥珀が古代からのタイムカプセルと呼ばれるのはそのためです。


琥珀については、琥珀マニュアル「https://www.kaseki7.com/amberbible/index.html」を御覧ください。一通り、琥珀について学べます。


100円玉との比較。世界最大の琥珀産地、バルト海産の琥珀です。黒い部分は植物片です。

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価格

商品ID:ot2252

時代:新生代(6600万年前 -- 現在)

産地:Baltic Sea

サイズ:3.8cm×1.7cm×厚0.9cm

商品説明:世界最大の琥珀産地、バルト海産の琥珀(Amber)。黒い部分は4000万年前の植物片

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