こちらは古生代に生息していた頭足類の一つ、オルソセラスです。オルソセラスは和名で直角貝と言います。アンモナイトやゴニアタイトと同じグループですが、殻が真っ直ぐに伸びているの特徴です。
こちらの白い部分が殻の化石です。頭足類の殻の内部は小部屋に分かれていて、その壁が外部に現れた部分を縫合線と言います。縫合線がくっきりと浮かび上がっているのが分かりますね。
オルソセラスは古生代の初期から棲息していた非常に古い頭足類の一つです。生息年代についてはコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」のイラストを御覧ください。古生代末期に発生したペルム紀の大絶滅に巻き込まれた絶滅しました。その後、中生代に入って、皆さんご存知のアンモナイトが頭足類の代表として登場しました。
裏面は平らにカットされています。
付属のスタンドを使って展示してください。
価格:
商品ID:ot2251
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体6.3cm 母岩含め全体8.7cm×4cm×厚1.4cm
商品説明:縫合線くっきり!和名は直角貝。古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)の化石
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