こちらはバルト海産の琥珀です。世界の琥珀生産量の実に8割を占めるという、ブランド産地からの標本。
内部に虫が内包されています。バルト海産の琥珀は今からおよそ4000万年前の針葉樹の樹脂がもとになっていると言われています。現在は海ですが、当時は大森林が広がっていました。その中の針葉樹の樹液が群がった虫がそのまま樹脂に取り込まれ化石となったと考えられます。
こちらの虫はハチ目(もく)に属する虫と推察されます。
およそ1センチの琥珀のなかに数千万年前の環境が閉じ込められているのです。なんとロマンあふれる標本でしょうか。
中央に虫が内包されています。基質の透明度が高く、肉眼でも視認できます。
この標本の真価は、ルーペを通して感じることができます。通常の虫眼鏡ではなく、ぜひ20倍以上の倍率を持つルーペをお買い求めの上、御覧ください。肉眼で見るのとは全く違う世界が広がっています。コラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」をご参考にしてください。
100円玉との比較。基質の透明度にもご注目あれ。
価格:
商品ID:ot2223
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:1.2cm×0.9cm×厚0.2cm
商品説明:ハチ目(もく)の虫が閉じ込められたバルト海産の琥珀(Amber)。基質の透明度極めて高し。
この商品は売却済みです。
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