こちらはシミという昆虫が内包されたバルト海産の琥珀です。皆さんは「シミ」をご存知でしょうか。
シミはエビのようなフォルムをした昆虫で、実は現世にも存在し、もしかしたらゴキブリ以上に眼にする機会があるかもしれません。日本の住宅でもよく目にする昆虫だからです。先日、私も対面し、しばし直立不動で固まったのを思い出します。
シミは尾と頭部の先に長い触覚のような棘があり、古生代石炭紀から棲息している非常に古い昆虫のグループです。ゴキブリと同じく生きた化石と言って良い存在ではないでしょうか。
バルト海産の琥珀に含まれる虫のなかではかなり珍しく、めったにコレクションする機会がありません。もしかしたら、現世のシミに出会う確率のほうが高いかもしれません。
100円玉との比較。バルト海産の琥珀のなかでは相当なレア種、シミ目の昆虫が内包された標本です。
価格:
商品ID:ot1882
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:Baltic Sea
サイズ:2.9cm×1.3cm×厚0.5cm
商品説明:希少種「シミ」が内包されたバルト海琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる