こちらはカンブリア爆発で生まれた奇々怪々な節足動物、レイアンコイリアの化石です。
かつてはアラルコメナエウス (Alalcomenaeus)と呼ばれていました。数十年前から国内のコレクターによって大切に保管されていた貴重なオールドコレクションです。
あのバージェス頁岩やこちらのチェンジャン動物層のカンブリア紀の地層からのみ採集された最古の生物の一つです。いわゆるカンブリア爆発によって誕生しました。
レイアンコイリアは頭部に現世のサソリのような鋏角を備えていたことから、捕食者であったと考えられています。複数の長い触手のような腕を使い、海底の生物を捕食していたようです。サイズは違いますが、あのアノマロカリスやオパビニアとの類似点もよく指摘されます。
こちらは体部横のフリルのような組織だと考えられます。
フリル状の組織がほぼ完全な形で保存されている点にご注目ください。
こちらは裏面です。
100円玉とほぼ同じサイズ。現在入手が難しくなっているチェンジャン産のレアンコイリアの化石です。国内コレクターによって長期間、大切に保管されてきたおかげで、保存状態は大変良好です。オールドコレクションならではの貴重な品をお楽しみください。
価格:
商品ID:ot1830
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:中国・チェンジャン
サイズ:本体直線距離2cm×0.8cm 母岩含め全体5.9cm×4.7cm×厚1.7cm
商品説明:オールドコレクション!中国チェンジャン産の奇々怪々な節足動物、レアンコイリア(Leancholia sp.)の化石
この商品は売却済みです。
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