こちらは非常に希少な、オタマジャクシの化石です。数十年前の希少なオールドコレクションです。中国山東省の中新世(およそ2350万年前)の地層から採集されたものと見られます。
オタマジャクシは大部分が軟組織であり化石として保存されることはほとんどありません。ただ、この地域からは成体のカエルの標本も発見されているため、その幼体であるオタマジャクシが採集される可能性は十分にありえます。
カエルの卵が数日すると、オタマジャクシになります。まず、長い尾ができ、その付け根あたりから大きな後肢が生まれ、最後に前足が出てきます。
こちらの個体には、太い2本の後肢が確認できます。
したがって、卵からかえったばかりのオタマジャクシではなく、数日経過して、後肢が生えた頃の状態と考えられます。
前足は確認できませんので、ちょうど変態の中途段階にあったと考えられますね。
オタマジャクシが成体であるカエルへと変態する直前には前足が現れ、尾が短くなります。こちらの個体では長い尾が生えたままです。それにしても長い後肢です。成体になると優れたジャンパーになったのでしょう。
こちらは裏面です。
100円玉との比較。めったに出回らない、非常に希少なオタマジャクシの化石のオールドコレクションです。
価格:
商品ID:ot1827
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:中国
サイズ:本体直線距離5.8cm 母岩含め全体9.6cm×7cm×厚1cm
商品説明:ベリーレア!希少なオールドコレクション!およそ2350万年前のオタマジャクシ(足付き)の化石
この商品は売却済みです。
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