こちらはノコギリエイとして知られる軟骨魚類、オンコプリスティス(Onchopristis sp)の歯化石です。オンコプリスティスは恐竜時代の中生代白亜紀に淡水に棲息していたと考えられています。
よく、スピノサウルスに捕食されているシーンが描かれている、あの巨大で奇々怪々な形をした魚です。
便宜上、歯として紹介していますが、実際には吻部が硬質、巨大化したもので、チェーンソーのような巨大な吻部にこのような”歯”が無数に付いていました。その異形の姿は、このページの下方に掲載していますので、ぜひご覧ください。オンコプリスティスという属は絶滅していますが、ノコギリエイの現生種が存在します。オンコプリスティスは現生種と似たような姿だったと考えられています。
するどい歯先には”かえし”が付いています。獲物を引っ掛けるための構造になっています。
根本。かなり分厚く頑強のようです。
巨大なチェーンソーのような吻部を振り回して、魚などの獲物を気絶させて捕食したと考えられています。
100円玉との比較。白亜紀のノコギリエイ、オンコプリスティス(Onchopristis sp)の歯化石です。
価格:
商品ID:ot1818
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Kem Kem basin, Morocco
サイズ:5.7cm×2.7cm×厚1.1cm
商品説明:恐竜時代(白亜紀)のノコギリエイ、オンコプリスティス(Onchopristis sp)の歯化石。スピノサウルスに喰われた?
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