こちらはブラジル産の珪化木です。珪化木とは木の幹が化石となったものです。
中央にくぼみがあり、小物入れにもなります。
ブラジル産の珪化木は有名で、色は比較的地味ながら、様々な色を呈することで知られています。
木の幹の表皮も生木の如き保存状態。
これだけ見れば、切り株のようではありませんか。
実際にはカチコチの石。そのギャップに驚かされます。
木は通常化石になることはありません。ほとんどの木は炭化してしまい、石炭となります。真っ黒になるのです。ところが一部の木は珪化と言って、珪酸塩鉱物によって置換され、美しい石になるのです。石炭のほうがエネルギー源としての価値が高いため、珪化木を石炭の成り損ねと揶揄されることがありますが、我々化石コレクターにとっては、珪化木こそ価値ある標本と言えるでしょう。写真は裏面です。やや研磨が甘い。
表側は丁寧に磨かれ、中央のくぼみは特にきれいに研磨されています。
価格:
商品ID:ot1777
時代:古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)
産地:Brazil
サイズ:18.2cm×9cm×2.6cm 655g
商品説明:中央にくぼみあり。小物入れとしても使えるブラジル産珪化木(petrified wood)。中央くぼみ部分は7.4cm×3.7cm×深さ1.5cm。
この商品は売却済みです。
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