こちらはブラジル産の古代魚の化石です。ネガポジ両方揃っています。
頭部から尾びれまで確認できる全身化石です。およそ1億年以上前の地層から採集されました。
鱗は菱形で、タッリアス属に近い特徴が備わっています。
やや丸みを帯びた吻部や鰓などが確認できます。一部の鱗の保存状態は上々で、生々しい質感が残されています。
ノジュールに包まれることで、タイムカプセルのように現世まで保存されました。ノジュールとは、生物が死骸となったのちアンモニアが発生し、水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積しボール状になったものです。
無数の鱗に覆われた魚体。
鱗の形、全体の形、頭部の形などからタッリアスに近い特徴を備えています。ブラジル、サンタナフォーメーションから採集される魚の中では中型の部類です。
タッリアスの尾ビレは決して大きくありません。こちらの個体はやや欠損があるものの、尾ビレを確認できます。
ネガ側の頭部。凹んでいます。
ネガ側は、魚拓のようなもので、ポジ側の型(かた)が取られたようになっています。
およそ20センチの魚体。
ぴったりと合わさります。
100円玉との比較。タッリアス属と思しき、およそ1億年以上前の古代魚のノジュール化石です。
価格:
商品ID:ot1747
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Brazil
サイズ:本体カーブ計測20.3cm 母岩含め全体22cm×8.1cm×厚4.4cm 960g
商品説明:タッリアス属と思しき、およそ1億年以上前の古代魚のノジュール化石(ネガ・ポジ両サイドあり)
この商品は売却済みです。
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