こちらは古生代デボン紀のサンゴ、アセルブラリアの化石です。アセルブラリアはおよそ4億年前の海に棲息していました。
この化石の素晴らしい点は、サンゴの骨格は4億年の時を経ても生きていた当時のままの状態で保存されている点です。
皺のよった四放サンゴの特徴がそのまま残っています。
おそらくは、温暖な気候の海岸にこのようなサンゴが数キロに渡って発達していたことでしょう。
こちらは裏面。
四放サンゴの化石は、表面が削られて研磨されたものが少なくありません。模様がとても綺麗なので、展示物としては重宝されますが、こちらの標本のように生息地そのままの状態で保存されているものはより希少です。
100円玉との比較。デボン紀の四放サンゴとしては極めて保存状態の良い標本です。
価格:
商品ID:ot1642
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:11cm×9.4cm×厚5.9cm
商品説明:生きていた当時そのままで保存された、デボン紀モロッコ産四放サンゴ、アセルブラリア(Acervularia sp.)の上質標本
この商品は売却済みです。
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