国内マニアックシリーズ!こちらは岩手県北上山地で採集された、オルソセラス(和名、直角貝)の化石です。国内化石の収集家のみなさんはもちろん、世界中のコレクターにご覧いただきたい、珍しき逸品でございます。
オルソセラスは古生代の海で繁栄した頭足類の仲間です。頭足類とは名前の通り、頭部から足(腕)が伸びている生物のグループのことで、現世ではイカやタコなどが属します。オルソセラスは最初期の頭足類の一つで、絶滅後、アンモナイトが登場することから、アンモナイトの祖先と紹介されることもあります。見た目の特徴としては、まっすぐに伸びた殻が挙げられます。この標本はその特徴が見事にあらわれています。
まっすぐの殻をアップで撮影してみました。
国内産のオルソセラスでここまで美しい標本はほとんど見かけません。国内には職業化石ハンターが居ないので、化石の採集量が少ないこともあってか、上質の化石は大変希少です。
全体が横幅23センチにも及ぶ、ビッグな標本です。
厚み23ミリ。
こちらに接着痕が認められます。
丁寧にクリーニングされています。殻の内部の小部屋がしっかり確認できる点も嬉しいですね。
かなり細長い印象です。オルソセラスの全形を拝める標本は国内、国外限らず決して多くありません。
100円玉との比較。非常に珍しい国内産のオルソセラスです。
価格:
商品ID:ot1639
時代:古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)
産地:岩手県 日本
サイズ:本体9cm 母岩含め全体23cm×10.3cm×厚2.3cm
商品説明:国内化石コレクター必見!ベリーレア!国内(岩手県北上山地産)のオルソセラス(Orthoceras)
この商品は売却済みです。
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