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驚きの標本!ドイツ・ゾルンホーフェン産イカ、プレシオテウティス(Plesioteuthis)の化石/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは世界的な化石産地、ドイツ・ゾルンフォーフェン産のイカの化石です。「イカが化石になるなんてことがあるのか!?」と思う人が多いはず。ゾルンフォーフェンでは、まれに、イカの化石が採集されているのです。こちらはその中の貴重な一つ。


イカやタコの仲間は中生代ジュラ紀から登場しました。同じ頭足類の先輩格であるアンモナイトは白亜紀末に絶滅しますが、イカやタコは生き残り現世にも存在しています。意外に思われるかもしれませんが、イカも「生きた化石」と言ってよいほど長い歴史を持った生き物なのです。


イカにも骨があるのとをご存知でしょうか?コウイカ科のイカには硬い骨があります。ぞくにイカの甲などと言いますが、生態構造としてみれば貝殻と捉えることができます。炭酸カルシウムでできたこのイカの甲は他の生物の一般的な骨と比較すると非常に脆いものの、炭酸カルシウムでできている、比較的硬い器官で、まれに化石として残されます。残されると言っても、その数は非常に少なく、ゾルンフォーフェンなどのような極めて良好な保存状態を提供した地層でしか採集されません。ゆえに希少性は極めて高いのです。


コウイカ科の甲をアンモナイトの殻と比較すると、決定的に異なるのが房が存在しないことです。アンモナイトの殻はほぼ等サイズの小さな小部屋を複数備えていますが、コウイカ科の甲には同様の構造があるものの貧弱で、のっぺりとしています。


全形を御覧ください。左側がイカの先、右側が軟体部に近い側です。全体がしっかりと残されていることがお分かりいただけることでしょう。


全体を支える細い構造物。


途中で折れているのが分かります。


筋繊維や腱と思しき印象化石のような痕も残されています。


およそ1億5千万年前の海中を遊泳していた、イカとしては最古と言って良い化石です。


本体計測24.5センチの立派なプレシオテウティス属の成体の化石です。


プレシオテウティス属はイカが地球に誕生して間もない頃の生物です。


ゾルンフォーフェンでしか採集されない、希少な希少なイカの化石です。


母岩含めおよそ30センチ。


100円玉との比較。通常は余程の好条件が揃わなければ保存されないイカ、プレシオテウティスの化石です。驚くべき標本と言って良いでしょう。

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価格

商品ID:ot1536

時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)

産地:Solnhofen, Germany

サイズ:本体直線距離24.5cm 母岩含め全体 30.2cm×11.2cm×厚2.1cm

商品説明:驚きの標本!ドイツ・ゾルンホーフェン産イカ、プレシオテウティス(Plesioteuthis)の化石

この商品は売却済みです。

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