こちらは白亜紀の絶滅古代魚、ヴィンクティフェルのノジュールの化石です。
ノジュールとは、有機物を含む丸い石のことで、ハンマーでたたくと、パカっと割れます(中に化石を含んでいるケースがあります)。
ご覧のように魚体の一部が崩れていますが、ヴィンクティフェルに特有の分厚くて縦に長いウロコがはっきりと確認できます。
こちらは凹んでいるサイド(ネガティブサイド)。
採集された時は、このような大きな餃子のような形をしています。
ハンマー等で外部から打撃を加えて割ると、このように化石を含んでいた、というわけです。ノジュールとなるのは、魚が死骸となったのちアンモニアが発生し、海水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積するためです。
ヴィンクティフェルはジュラ紀から白亜紀に棲息していた古代魚で、長い魚体をしていました。
こちらは頭部。流線型でするどい吻部が残されています。
ビンクティフェルに特徴的な縦に長く厚いウロコ。
縦に2段に分かれている点も特徴の一つ。
頭部。鋭角の頂点を持った三角形をした頭部。
100円玉との比較。ブラジル・セアラ州サンタナフォーメーション産の古代魚ビンクティフェルの化石です。
価格:
商品ID:ot1523
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:母岩含め全体幅21cm×奥行9.5cm×厚6.3cm 1515kg
商品説明:ブラジル・セアラ州産サンタナフォーメーション産の古代魚ヴィンクティフェルのノジュール化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる