こちらはマダガスカル産のウニの化石です。
棘皮動物に特有の五角形がクッキリと残されている良質品。
こちらの標本はジュラ紀(およそ1億4千5百万年前~2億年前)の地層から採集されたものです。
五角形がはっきり見えることに加え、乳白色の美しい色合いにもご注目下さい。
クリピーステロイド(Clypeeateroid)として知られるこのウニは海のビスケットという相性があります。たしかにビスケットに見えなくもない・・・。
歯ごたえがよさそうな・・・。
余談ですが、クリピーステロイド(Clypeeateroid)はタコノマクラ目に属しています。このウニをタコが枕にするのでしょうか・・・。
海のビスケットにタコノマクラ・・・。
タコノマクラ目に属するウニは現世にも棲息しています。丸みを帯びた五角形で、およそ10cm前後。古代の同系統のウニとほとんど変わっていないようです。
歩帯が花びらのように見える点も共通しています。
タコノマクラ目のウニは一般に肉が少なく食用には適さないとされています。こちらの個体も獲物にされずに済んだのかも知れません。
価格:
商品ID:ot1522
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Madagascar
サイズ:6.7cm×6.6cm×厚2cm
商品説明:海のビスケット?タコの枕?花びらのような歩帯が美しい古代のウニの上質化石
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