こちらは古生代石炭紀のシダ植物(Bothrodendron minutifolium)の葉の化石です。
石炭紀の植物は、実に多様性に富んだジャンルです。その属種も多岐に渡り属さえも明らかにならない場合が少なくない中、こちらは属種が明確になった珍しい標本です。
Bothrodendronの名からピンと北人も多いのではないでしょうか。ローマ字読みするとボスロデンドロンとなります。そうです、あのリンボク、レピドデンドロンにごく近い絶滅シダです。
ボスドデンドロンはレピドデンドロンと違い、かなり小さな木だと考えられています。
見つかる化石もレピドデンドロンのような巨大なものではなく、10センチに満たないものがほとんどです。
レピドデンドロンを相似形にスケールダウンしたような植物です。
こちらはイングランド・西北部に位置するランカシャー州産です。
価格:
商品ID:ot1490
時代:古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前)
産地:Lancashire, UK
サイズ:母岩含め全体 幅4.7cm×奥行3.4cm×厚0.6cm
商品説明:古生代石炭紀のシダ植物の化石(Bothrodendron minutifolium)。レピドデンドロンの近縁属。
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