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極めて良好な保存状態を示す古代の絶滅スティングレイ、サイクロバチス(Cyclobatis major)の全身化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらの化石はサイクロバチスという属名を持つエイです。保存状態は極めて良好で明らかに一級の標本です。この個体中東はレバノン西部に位置するHjoulaの白亜紀の地層から採集されました。


全身が完璧に保存されたこのエイは、現世のスティングレイ(アカエイ等などの毒針を持つエイの総称)によく似ています。エイは頭部、胴部、胸ビレが一体となった羽のような器官を波立たせて遊泳します。それを支えていた構造が化石からまざまざと観察されます。


頭部の保存状態も完璧と言って良いでしょう。


エイは軟骨魚だから、骨がなく化石として残ることはない、と考えた人もいるでしょう。実はエイには全身を一通り支えるだけの骨があります。もちろん軟骨部分は化石として保存されることはありません。



サイクロバチスはこの特殊な骨の並びとその美しさから世界中のコレクターからそのコレクション価値を高く評価され、大変人気があります。


現世のスティングレイ(アカエイなど)と同じく、サイクロバチスにはある特徴があります。


それがこの鋭い尾。この尾を尾棘(びきょく)と言います。尾棘は鋭く尖っており刺さると、毒が注入されます。すべてのエイが毒を持つわけではありませんが、アカエイなどは完全に毒針に進化しています。


現世のスティングレイととても良く似ているサイクロバチスも、尾棘が毒針化していた可能性は十分にありえます。


本体は直線計測でおよそ12センチ弱。


サイクロバチス属には4種あり、この個体はC Majorです。


石灰岩とのコントラストが美しい。母岩が十分残されているため、安定感があります。スタンド置きが似合います(平置きが最も安定します)。


サイクロバチスは比較的温暖な海に棲息していたと考えられています。


体の中心部から伸び始める尾棘。


サイクロバチスの尾棘は現世のスティングレイと比較すると短めです。


裏面。右下をご覧ください。


なんとこちらに魚の化石が!


属種までははっきりしませんが、サイクロバチスが生きていた時に同じ海にいたと思われる魚です。


そして、なんとエビも。レバノン産のエビ化石は有名ですね。


100円玉との比較。堂々たる姿。極めて良好な保存状態を示す古代の絶滅スティングレイ、サイクロバチスの全身化石です。世界的に人気がある化石コレクションの一つです。

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価格

商品ID:ot1481

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Hjoula, Lebanon

サイズ:本体11.8cm×10cm  母岩サイズ22cm×27cm×厚2.2cm

商品説明:極めて良好な保存状態を示す古代の絶滅スティングレイ、サイクロバチス(Cyclobatis major)の全身化石平置き展示で最も安定します。

この商品は売却済みです。

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