頭部の状態が素晴らしいブラジル産魚化石をご紹介します。ノジュールでネガポジいずれも見られる標本です。
本体の長さが27センチある見応え充分の白亜紀ヴィンクティフェル。頭部から尾部にかけて全景が綺麗に見られるのは、ノジュールのおかげです。
ノジュール標本ができる過程は以下のとおりです。まず、魚が絶命すると、体のタンパク質が分解されていきます。そのプロセスで発生するアンモニアと、水中の炭酸カルシウムが化合して、死骸は徐々に覆われます。死骸を包むように次第に丸くなっていくのです。死骸は外部環境から隔絶されるため、保存状態が格段に良い化石になるという訳です。
発見された時は一つの細長いボールのような形をしていますがこうして中央で割ると、魚化石が現れます。
膨らんだ頭部。
ヴィンクティフェルは絶滅種で、現在のアミアの仲間と考えられています。
鋭くとがった口がいかにも凶暴な出で立ち。
このあたりの状態も大変良く、気に入っています。
ネガとポジの2枚の化石に分離したノジュール化石。二枚並べて平置き展示でお楽しみ下さい。
価格:
商品ID:ot1262
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体27cm 母岩含め全体幅28.5cm×奥行10cm×厚11cm 4195g
商品説明:生々しい頭部の盛り上がりが見事な、白亜紀ブラジル産化石、ヴィンクティフェル。
この商品は売却済みです。
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