こちらは東アジアで採集される絶滅古代魚リコプテラの化石です。ジュラ紀から白亜紀にかけて棲息していました。
背骨やアバラ骨が残されています。
頭部。リコプテラは、小さな淡水魚でした。主にプランクトンを食べ、口には小さな歯がありました。リコプテラ属には複数の種が存在しますが、そのうち、幾つかの種は、大きな歯を持っており、昆虫などを主食にした可能性が指摘されています。
全身の形は現世の淡水魚とそれほど違いはありません。数ミリのウロコに覆われ、現世のコイ科の魚であるミノーに似ていたと考えられています。
本体のサイズは4.7cm。リコプテラとしては平均的な大きさです。母岩はおよそ8cm四方です。
リコプテラの化石はたまに群生した状態で採集されることがあります。このことから、彼らはおそらく、群れで棲息していたのでしょう。
厚みはおよそ1cm強。しっかりしています。
裏面には、リコプテラではない、有機物の化石がいくつか見られます。
あるいは、昆虫の化石である可能性も!
100円玉との比較。
価格:
商品ID:ot1216
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:中国、遼寧省
サイズ:本体4.7cm 母岩含め全体8cm×8cm×1.4cm
商品説明:中国遼寧省 錦州市周辺
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