アフリカンT-rexこと、カルカロドントサウルスの歯化石をご紹介します。
こちらが北アフリカの暴れん坊、カルカロドントサウルスです。カルカロドントサウルスは、恐竜王といわれるあのティラノサウルスに並ぶ巨大恐竜とされ、常に注目を浴びている肉食恐竜です。カルカロドントサウルスの特徴は、ドデカイこの頭骨サイズ、そして顎におさまった幅広い歯です。頭骨は、この部分だけで約1.5メートルあり、ティラノサウルスを上回る長さの化石が発見されています。
カルカロドントサウルスは、およそ1億年前から9300万年前の白亜紀、アフリカ大陸に生息していた恐竜です。同時期同地域には、最大肉食恐竜スピノサウルスが繁栄していました。この時期に生きた小型恐竜たちは、陸に水中に、生き延びるのがさぞ大変だったことでしょう。
本標本の素晴らしいのは、ギザギザ部分、インナーセレーションが大変良い状態で保存されている点です。
セレーションだけでなく、表面のシワもよく残っています。
ロングカーブ計測8センチの大きさですから、手の平に載せるとこの迫力です。
反り返る曲線がダイナミック。
歯根(しこん)部です。荒々しいアフリカの赤茶色、いかにもカルク歯らしいですね。
まさにステーキナイフのようです。一体この鋭い歯で、どれだけの獲物を食してきたのでしょう。
カルク歯の特徴ですが、断面がご覧のように幅広いのです。周長は測ってみたところ、7.6センチあります。
ティラノサウルスとどちらが強いか話題に上るカルカロドントサウルス。手にズッシリくるカルカロドントサウルス歯です。お手にした方は、セレーション部分にぜひ手を当ててみてください。
価格:
商品ID:di583
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測 8cm
商品説明:両縁にナイフのような、ギザギザセレーションが保存されたカルカロドントサウルスの歯化石が登場です。
落ち着いた印象の、シックなブラウン色。
まさに、のこぎり歯といいたくなる、セレーションが素晴らしい標本。
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる