このページは軽量版です。通信量を抑えて商品情報をご確認いただけます。写真や関連情報を詳しく見る場合は通常ページもご利用ください。
トリケラトプス(Triceratops horridus)の化石コレクター必見!一体につき一つしか存在しない、極めて希少な部位……後頭顆(オキシピタル・コンダイル:occipital condyle)の、非常に上質な化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

写真上側の球状の突起が、第一頸骨の関節窩(受け皿のように凹んだ部分)にはまり込んでいました。まさにボールジョイントのように頭部と首をつなぎ、巨大な頭部を自由に動かす役割を果たしていたと考えられています。
トリケラトプスを含む多くの恐竜や爬虫類では、一体につき一つしか存在しない部位ですが、人間を含む哺乳類では対になって二つ存在しています。

丸いジョイント部分が、これほどまでに形をとどめた状態で保存されるケースは極めて稀です。弊社でも過去に一度だけ取り扱ったことがありますが、今回の標本はそれを凌ぐサイズと保存状態を誇ります。まさに一期一会。次にご紹介できるのがいつになるのか、未知です。

体のおよそ3分の1が頭部を占めるトリケラトプスだけに、後頭顆も圧倒的なサイズと重量感を誇ります。実測でなんと 576グラム。手にすると、その重厚さに驚かされます。



さらにホーンやフリルといった装飾も多く、頭部を自由に動かすには軽量化が不可欠だったのでしょう。この空隙構造は、強度を保ちながらも軽量化を実現するための、進化のひとつだったのかもしれません。







Hell Creek Formation, Montana, U.S.A.
トリケラトプスのウンチク
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す

画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く

画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。

画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。

画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。

続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。
