こちらは白亜紀の恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。ナチュラルなエナメル質が保存された上質の標本です。
カルカロドントサウルスの歯化石は、そのシャープさと扁平さからステーキナイフに例えられます。鋭いセレーション(ギザギザ)の部分が残った、まさにナイフのごとき標本であります。
長い方のカーブを計測しておよそ76ミリの立派な歯化石です。カルカロドントサウルスは史上最大級の獣脚類恐竜として知られています。その巨大な体躯から、アフリカのティラノサウルスの異名をとるほど。巨大であるという点においては並び評価される両雄ですが、実際には系統の異なる獣脚類恐竜です。ティラノサウルスはティラノサウルス属に分類されますが、カルカロドントサウルスはアロサウルス上科に分類される恐竜です。本来であれば、アフリカのアロサウルスと呼ばれてもよいかもしれませんね。
両面ともに抜群と言って良い、非常に美しいナチュラルなエナメル質が残されています。
こちらはギザギザの部分(セレーションです。
エナメル質とセレーション、いずれもしっかりと保存されている点にご注目下さい。
稜線を撮影。
先端まで欠損すること無く残されています。
それにしても良形。典型的なカルカロドントサウルスの歯化石と言えるでしょう。
扁平でありつつも、かなりの大型歯化石ゆえ、厚みも相当なもの。
長い方の辺にそって76ミリ。
100円玉との比較。上質なセレーション、エナメル質が備わった、良形のカルカロドントサウルスの歯化石です。
価格:
商品ID:di1486
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測7.6cm 周長8cm
商品説明:コレクター必見!サイズ、厚み、セレーション、エナメル質、すべてが揃った上質のカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる