こちらは白亜紀の時代の北アフリカに棲息していた、巨大な肉食恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。ご覧のように非常に美しい形をしています。
カルカロドントサウルスの歯化石はステーキナイフに例えられます。刃先は尖っていて獲物を突き刺すことができ、左右の稜線には鋭いセレーション(ギザギザの部分)がありました。こちらの歯化石はその特徴が備わったいかにも典型的な標本と言えます。
カルカロドントサウルスはその地域で食物連鎖の頂点に君臨していた恐竜で、北米のティラノサウルスに勝るとも劣らない、極めて大きな体をしていました。ただ、同時期、同地域にスピノサウルスというこれまた巨大な恐竜がいたことが分かっています。両者は狩場を分け、闘争することなく棲息していたと考えられています。スピノサウルスは主に水棲、カルカロドントサウルスは陸棲でした。
こちらの歯化石は非常に美しいフォルムをしています。シャープで扁平な点は、いかにもカルカロドントサウルスの歯化石らしいと言えます。
先端付近をアップで撮影。ナチュラルで美しいエナメル質のパターンを拝めるだけでなく、左右の稜線にはセレーション(ギザギザの部分)が残存しています。
ご覧のようにカルカロドントサウルスの歯化石は左右に稜線があり、扁平な形をしています。ナイフに例えられる理由ですね。
長いほうの辺にそって62ミリほどあります。
100円玉との比較。まさにコレクティブアイテム。美しいフォルム、粒が揃ったセレーション、ナチュラルなパターンを残るエナメル質など、注目点が多数ある上質の歯化石です。
価格:
商品ID:di1447
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Kem Kem basin, Morocco
サイズ:ロングカーブ計測6.2cm 周長5.9cm
商品説明:美しいフォルム、粒が揃ったセレーション、ナチュラルなパターンを残るエナメル質など、注目点が多数ある上質のカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石
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