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最高の保存状態を持つ標本の一つ、セレーション、エナメル質ともに比類なきクオリティ!白亜紀カンパニアン期に棲息していたティラノサウルス科(Tyrannosauride)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは米国モンタナ州のジュディリバーフォーメーションから採集された、非常に希少な歯化石です。そうです、ティラノサウルス科に属する歯化石です。


北米のティラノサウルス科の恐竜といえば、特別な存在。恐竜ファンなら誰しもそう思うはずです。ティラノサウルス・レックスを始め、ダスプレトサウルス、アルバートサウルス、ゴルゴサウルスといった、非常に大型で、ハンターとして最終的な進化を遂げたとされるいわば、獣脚類恐竜の最終形と言える存在。アジアから始まった小型のティラノサウルス類の最終的な進化形態と言っても良いかも知れません。


さて、こちらの素晴らしい保存状態を示す歯化石は、そのうち、一体どの恐竜の歯化石なのか。この歯化石の主はいかに?結論から言うと、はっきりと同定することは難しい。モンタナ州のジュディスリバー層から採集されたものであるので、カンパニアン、つまり7700万年前から7000万年前に棲息していた恐竜ということになります。となると、ダスプレトサウルス、アルバートサウルス、ゴルゴサウルスのいずれかになります。いずれにしても、極めて希少な歯化石ですが、これらを区別するのは、なかなか骨が折れる作業です。歯の形状からだけではこの3つを区別するのは仮に専門家であっても区別は難しいでしょう。通常は、ジュディスリバー層の詳細な位置と過去の採集履歴を突き合わせて判断することになります。採集元に聞き取りを行いましたが、その点もはっきりしません。


とはいえ、この歯化石の価値が下がるものではありません。なぜなら、それらの3つのいずれであったとしても、いずれも甲乙つけがたいほど、極めて希少であるからです。まして、このセレーションの凄まじい保存状態をご覧頂いて分かるように、比類なきクオリティを維持している歯化石です。滅多に市場に登場するものではないからです。


また、エナメル質の保存状態をじっくりご覧いただくと、なおその価値に気づくはずです。ナチュラルでありながら、非常にスムーズなパターンを示しています。ほとんど傷つくことなく、脱水が起こり、美しいエナメル質のパターンが形成されたことを意味しています。


御覧ください!この素晴らしいセレーションとエナメル質。ルート部にかけて大きく膨らむ点にもご注目下さい。これは大型のティラノサウルス科の恐竜の成体の歯化石に見られる傾向です。


この歯化石の素晴らしい点は数えればきりがないほどですが、もう一つご注目いただきたいのは、アウターセレーションが保存されている点と、その曲がり方。ティラノサウルス科の恐竜は異歯性といって生える位置によって歯の形が変わる特徴を持っています。セレーションのラインが自然と曲がっているものは上顎に多いように感じられます。歯が比較的ストレートで平らな面が存在しない点から、前上顎骨歯(上顎の前側の歯)ではないようですが、その側面の歯にあたるのかもしれません。


このセレーションはぜひともルーペでご覧ください。セレーションは拡大してみると、実は粒なのです。肉眼ではのこぎりの刃のように見えますが、実は丸みを帯びています。また、セレーションは歯の位置によって形が異なります。ファスナーのように見える部分もあれば、かなり丸みを増した箇所もあります。これはレプリカの歯化石ではわからない、非常に微細な特徴なので、ぜひルーペでご覧いただきたいところです。並の保存状態の歯化石でも決して確認できない、非常に面白い特徴です。オーナーの特権ですね。


可能な限り寄って撮影してみました。丸みを帯びているのがお分かりでしょうか。それにしても、これほどのセレーションを持つ歯化石は、本当に一握り。まして、ティラノサウルス科の恐竜ともなれば、希少中の希少。


ミドルセクションはややファスナーっぽい形状へと変化します。それにしても、エナメル質の美しいこと。


ロングカーブ計測で49ミリ。カンパニアンに棲息していたティラノサウルス科の恐竜としては、立派なサイズ。太さ、厚みからいって明らかに成体の歯化石です。


このセレーションはこの歯化石のシンボルマークのようなもの。同時に数十本の歯化石を見せられても、ひと目で、それと分かる素晴らしいセレーションです。鳥肌モノ。


こちらは根本から撮影。周長は51ミリ。しっかりとした厚みを持っています。


100円玉との比較。比類なき保存状態。


両面ともにナチュラルでありながら非常にスムーズなエナメル質が保存されています。恐竜のコレクターであればいずれは入手したい、北米のティラノサウルス科の恐竜の歯化石。最高の逸品の一つ。

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価格

商品ID:di1373

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Blaine County, Montana, U.S.A.

サイズ:ロングカーブ計測4.9cm 周長5.1cm

商品説明:最高の保存状態を持つ標本の一つ、セレーション、エナメル質ともに比類なきクオリティ!白亜紀カンパニアン期に棲息していたティラノサウルス科(Tyrannosauride)の歯化石Judith River Formation

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