こちらは白亜紀の北アフリカの近海に生息していた首長竜、ザラファサウラ・オセニアスの歯化石です。
ザラファサウラはエラスモサウルス科に分類される首長竜で2011年に記載された比較的新しい海生爬虫類です。
ザラファサウラをはじめとする首長竜は陸上で恐竜が棲息していた時と同じ時代に棲息していた生物ですが、恐竜ではありません。詳しくはコラム「恐竜の定義・分類・種類・分け方」を御覧ください。
ザラファサウラは他のエラスモサウルス科の生物と同様、顎を閉じると、下顎と上顎の歯が交互に収まる、いわゆる乱杭歯の状態になります。直線的で鋭い歯はわずかなカーブを持っています。捕食対象の魚類を引っ掛けやすいような構造になっています。
わずかなカーブ。
表面のエナメル質が保存されています。ぜひルーペで御覧ください。
根本は真円に近い形をしています。獲物を突き刺すのに適した丸い断面です。
ロングカーブ計測で52ミリ。
100円玉との比較。保存状態の良い、首長竜ザラファサウラの歯化石です。
価格:
商品ID:di1357
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Khouribga, Morocco
サイズ:ロングカーブ計測5.2cm
商品説明:2011年に記載された新しい白亜紀の首長竜、ザラファサウラ・オセニアス(Zarafasaura oceanis)の歯化石.
この商品は売却済みです。
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