この美しくセレーションを持つ歯化石は、ナノティラヌルス・ランセ・・・ではなく、ティラノサウルス・レックスの幼体の歯化石です。恐竜化石コレクターなら、おなじみの議論「ナノティラヌスは存在したのか、それともティラノサウルス・レックスの幼体なのか」。この経緯を追うだけでも非常に面白いです。簡単にまとめていますので、ぜひコラム「あの長年に渡る議論が終結を迎えた。ナノティラヌスはティラノサウルスの幼体だった。」をご一読ください。
長い方の辺に沿って28ミリ。
かなりの部分、最表層のエナメル質が保存されています。そのエナメル質には、細かなシワが保存されています。ぜひルーペを使ってご覧いただきたい。
先端まで保存された、完全にナチュラルな歯化石です。
成体の歯化石とは異なる、先端にかけて強めに入る曲線。
美しい光沢が備わっています。
このインナーセレーションの美しさは特筆すべきものがあります。
アウター側にもセレーションが保存されている部分あり!根本にかけて途中で自然と消えるセレーション。
獲物を切り裂くために進化した歯化石。セレーションは獲物の肉から抜けやすくするために発達したという説もあります(折損、脱落の予防)。
根本から撮影。成体の歯化石とは異なり、扁平な形をしています。
100円玉との比較。黒光りする美しい外観。
両面ともに保存状態、非常に良好。細かいシワなどが保存されたエナメル質にご注目ください。
価格:
商品ID:di1290
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:米国ヘルクリーク累層
サイズ:ロングカーブ計測2.8cm
商品説明:両面ともに、保存状態良好、上質のセレーションが残存、エナメル質も上等!100%ナチュラルのティラノサウルス・レックスの幼体の歯化石
この商品は売却済みです。
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