カルカルドントサウルスの歯化石らしからぬ分厚さを備えた歯化石です。横から撮影しても光沢の関係で厚みが想像できるのではないでしょうか。
この歯化石のアピールポイントはアウターセレーションです。御覧ください、大部分のセレーション保存されています。しかも上質。
この厚み!ぷっくりと膨らんでいることがお分かりでしょう。
ロングカーブ計測で72ミリと長さも相当なもの。
裏面にはまだ母岩の一部がついています。
ナチュラルなエナメル質のパターンを楽しむこともできます。
よく見ると、細いクラックが入り、渋い味わいを醸し出しています。
ややトーンが抑えられた色合いも特徴的で良いですね。同じカルカルドントサウルスの歯化石でも、微妙な色の違いがあります。
繰り返し強調しておきたいこのアウター側のセレーション。
カルカルドントサウルスの歯化石の特徴の一つがこのセレーションです。獲物の肉を切り裂き、出血死させたとも言われる根拠となる、するどい鋸歯。
そして、この厚み。カルカルドントサウルスの歯化石は一般に薄くてナイフのような形をしていますが、この歯化石に関しては、ナイフとは言えません。恐竜の歯化石は生える場所によって形が異なります。ポイントツースと呼ばれる犬歯の位置に生える歯だった可能性があります。
何度見ても美しいアウターセレーション。カルカルドントサウルスの歯化石で、セレーションが良い状態で保存されている個体は少ないため、ついつい見とれてしまいます。
根本から撮影。厚みにご注目ください。
100円玉との比較。厚みに特徴のある立派な歯化石です。
価格:
商品ID:di1162
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測7.2cm 厚2.2cm 周長9.3cm
商品説明:カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石らしくない分厚さが最大の特徴。美しいエナメル質とアウター側のセレーションにもご注目。
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる