スピノサウルスの歯化石といえば、その大きさ。こちらの標本は特に太さにこだわってコレクションしたい人向けの標本です。
反対側はエナメル質が剥がれています。エナメル質とは歯茎から外に出ている部分、すなわち歯冠の上に薄くかぶさっている硬いリン酸カルシウムのこと。エナメル質の薄さがよく分かる標本とも言えます。
こちらの面はほとんど無傷のエナメル質が保存されています。
スピノサウルスの歯化石には伸長方向に溝があります。こちらの標本を見ると、その溝はエナメル質だけでなく内部にも入っていることがよく分かりますね。
カーブ計測で71ミリに対して、周長は80ミリと、とても太い歯化石です。
スピノサウルスは現世のワニと同じく主に魚食性のため、獲物の肉を切り裂く必要はありません。むしろ逃げられないようにしっかりホールドすることが重要でした。そのため比較的まっすぐで、長く太く進化したと考えられます。
保存されているエナメル質の状態は特筆すべきものがあります。
溝も深い。
根本はほぼ真円です。典型的なスピノサウルスの歯化石の断面と言えます。
100円玉との比較。相当な太さを持つ立派な歯化石です。
価格:
商品ID:di1149
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測7.1cm 周長8cm
商品説明:周長80ミリ超えの太くて重いスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)。縦溝深い!
この商品は売却済みです。
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