こちらは白亜紀の北アフリカに棲息していた大型の獣脚類恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石です。
エナメル質が保存されていて光沢を備えています。エナメル質はもとはリン酸カルシウムで、かなりの強度がありますが、堆積時に剥がれてしまうことが少なくありません。化石として保存されている点は注目に値します。
白っぽくなっている部分が歯根との境界です。歯根とは本来歯茎のなかに埋まっていた部分。歯を支える部位です。
スピノサウルスの歯化石に特徴的な縦線。この縦線は保存状態が良い多くのスピノサウルスの歯化石で見られる特徴ですが、溝の深さや量は、歯の部位によって異なるようです。
かなり太い歯化石で、長さと根本の周長がほぼ同じサイズ。スピノサウルスの歯の厚みも、部位によってばらつきがあるようです。人間でも前歯、犬歯、奥歯で長さ、厚み、形が異なりますね。恐竜でも同様です。
非常に太い歯化石です。
鋭い長い歯化石をすでに所有している人は比較用にいかがでしょうか。同じスピノサウルスの歯化石でも大きな違いがあります。
ほぼ真円です。
100円玉との比較。長さと太さ(周長のサイズ)が同じ。非常に太いスピノサウルスの歯化石です。
価格:
商品ID:di1147
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測8cm 周長8.2cm
商品説明:長さと太さ(周長のサイズ)が同じ。非常に太いスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石
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