こちらは白亜紀の北アフリカに棲息していた二足歩行をする肉食恐竜アベリサウルス科の歯化石です。
アベリサウルス科の恐竜は北アフリカだけではなく、南米にも棲息していました。歯以外の化石はそれほど多く見つかっていない謎多き恐竜と言えるでしょう。北アフリカに棲息していたアベリサウルス科の恐竜は南米の地層で発見された本家アベリサウルスに比べると、やや小型だったのではないかと考えられます(見つかる歯化石のサイズから推察)。
稜線には鋭いセレーションが保存されています。
セレーションは肉食の証(あかし)です。
カーブ計測で24ミリ。白亜紀の北アフリカで採集されるアベリサウルス科の歯化石としては平均的なサイズと言えるでしょう。
虎柄っぽいエナメル質のパターンも美しい。
セレーションのアップ。
先端まで保存されています。
トップチップも失われていません。
100円玉との比較。
両面ともに同程度の保存状態。高品位の良い標本です。
価格:
商品ID:di1142
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Kem Kem basin, Morocco
サイズ:ロングカーブ計測2.4cm
商品説明:白亜紀の北アフリカにも棲息していたアベリサウルス科の恐竜ルゴプス(Rugops sp.)の歯化石
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