こちらはおよそ1億年前の北アフリカに生息していた獣脚類恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。
カルカロドントサウルスの歯化石には稜線にギザギザのセレーションが備わっています。こちらの標本はその特徴を確認することができます。
セレーションの周辺には皺が入ることがありますが、その点も確認できます。ナチュラルである証拠です。
長い方のカーブに沿っておよそ56ミリ。平均的なサイズの歯化石です。
扁平でナイフの歯先のようなフォルム。典型的なカルカロドントサウルスの歯化石と言えるでしょう。
根本を底部から撮影。鋭いセレーションがこの角度からも確認できます。この扁平さがカルカロドントサウルスの歯化石の特徴なのです。獲物の肉を突き刺すのではなく、切り裂くための進化したと考えられます。
ご覧のように表面のエナメル質の保存状態は良好です。
反対面も状態良し。カルカロドントサウルスの歯化石は堆積環境の岩質もあってか、状態の良い標本が多くありません。そんな中で、こちらの標本は納得のクオリティを維持しています。
100円玉との比較。幅が広い歯化石なので、こちらの側面から見ると、カーブ計測の数値以上に大きく感じることでしょう。総じて良質の歯化石です。
価格:
商品ID:di1112
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測5.6cm
商品説明:セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石
この商品は売却済みです。
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