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破格の136g!全長と周長がほぼ同じ!スピノサウルスの類まれな極太歯化石。/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


太い!!史上最大の肉食恐竜の名を戴くスピノサウルスの極太歯です。いったいどのくらい太いのか!?


手のひらとの比較!ずっしりと重い歯化石です。なんと100gを大きく超える136g!


こんな歯で噛みつかれたら・・・。想像するだに恐ろしい。


カーブ計測で12.5cmもあるのに、長く見えない・・・。厚みが並外れているため、全体のプロポーションが巨大歯化石のそれではありません。


驚くべきは、周長。12cmという長さはカーブ計測とさほど変わりがありません。


スピノサウルスの歯化石のうち保存状態が上等なものは、写真に見られる縦の線状痕が残されています。獲物に噛み付いたあと、抜きやすくする構造であったと思われます(抜くが困難になるのと、歯が折れてしまう恐れがあるため)。一方で、歯がすんなりと肉に突き刺しやすくなる効果もあったのではないかと思われます。ナイフに刻まれた血抜き溝に似た構造と言えるかもしれませんね。


こちらが歯根。歯茎のなかに埋まっていた部分です。恐竜の歯は死ぬまで何度でも生え変わりました。そのため、下から押し出される構造(デンタルバッテリー構造)になっていたのです。スピノサウルスの歯根はほぼ真っすぐで、断面は真円に近い、という特徴があります。


スピノサウルスはそのあまりの巨体から完全陸棲生物ではなかった、という説が有力です。背中の帆も体内の熱を逃がす、いわばラジエーターとして機能していたと考えられています。現世の爬虫類とは違い、体内で熱を積極的に作り出すことができる恒温動物であったとされます。その観点から、現世のワニなどの冷血爬虫類のイメージとは程遠いほど、活動的に動いていたのかもしれません。こんな歯を上下の歯にズラリと並べた生物が溌剌として海辺をほつき歩いていたとは・・・。ちなみに、恐竜の恒温・冷血問題については、コラム「大型な草食恐竜は1日どのくらいの草木を食べていたのか?」で取り上げていますので、ご一読ください。


先端まで残された線状痕。


全恐竜のなかで最も巨大な歯化石を持つのは?という命題をいただければ、おおよそのところ、スピノサウルスと回答するでしょう。実際のところ、他の恐竜と比べて圧倒的に巨大な歯化石が多いのですから。


堂々たるシルエット。


やや楕円型のルート。周長は破格の12cm!


エナメル質の保存状態は総じて良好。PRポイントは大きさだけではありません。


そうはいっても、やはり何度でも強調しておきたい、この厚み。


上質歯化石でもあります。


100円玉と比較。シルエットが力強く、とても美しい歯化石です。


100円玉との比較。お伝えできずに残念なのが重さ。他の12cm級の巨大歯と比較してもなお重く、力強さを感じさせます。

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価格

商品ID:di1002

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Morocco

サイズ:ロングカーブ計測12.5cm 周長12cm 136g

商品説明:破格の136g!全長と周長がほぼ同じ!スピノサウルスの類まれな極太歯化石。

この商品は売却済みです。

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