こちらはモロッコ産のゴニアタイトの化石です。ほとんど傷んだところがんく、殻の表面までよく保存されています。
非常にシンプルなジグザグの縫合線がしっかりと保存されています。縫合線とは殻の表層の骨格が外部に露出したものです。ゴニアタイトはアンモナイトの祖先として知られる生物で、古生代に生息していました。古生代シルル紀のオルソセラスの仲間から分岐したと考えられています。
ご覧のように、ジグザグの模様が分かりやすい特徴の一つです。
ジグザグ模様をアップで撮影。
こちらの標本は両面ともに保存されています。
いずれの面もほぼ完全な形で縫合線が保存されています。
オウムガイ類ほどではありませんが、しっかりとした厚みがあります。
縁部は尖っていて、縫合線が折り返している様子がよく分かります。
直径最大部95ミリ。
こちらの標本の素晴らしい点はこの縫合線の教科書的な美しさです。
100円玉との比較。付属のスタンドを使った展示した一枚。
価格:
商品ID:an2054
時代:Unknown
産地:Morocco
サイズ:ゴニアタイト直径9.5cm 厚3cm
商品説明:縫合線の教科書的な美しさにご注目!古生代デボン紀に棲息していたアンモナイトの祖先、ゴニアタイト(Goniatite)の化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる