こちらは北海道産のアンモナイト、テトラゴニテスです。テトラゴニテスは中生代白亜紀前期のバレミアン期(1億2940万年前から1億2500万年前)に現れ白亜紀末期(6600万年前)まで世界中の海に棲息していました。北海道からはアルビアン期(1億1300万年前から1億50万年前)から白亜紀末期(6600万年前)までの属が採集されます。
テトラゴニテスはかなりの密巻きで表面はスムースです。密巻きとは最後の一巻きが大きい巻き方を指します。詳しくはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。よく見ると、平滑な表面には弱い肋(ろく)が認められます。これもテトラゴニテスによく見られる特徴です。
テトラゴニテスは北海道産のテトラゴニテス超科に属するアンモナイトとしては、アナゴードリセラスやゴードリセラスと並んでよく採集されます。
こちらは開口部の断面です。断面は完全な丸というよりやや四角形です。
直径最大部10センチ超。
100円玉との比較。北海道産の白亜紀のアンモナイト、テトラゴニテスです。
価格:
商品ID:an2014
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:本体直径10.6cm 厚5.3cm
商品説明:北海道を代表する白亜紀のアンモナイトの一つ、テトラゴニテス(Tetragonites)
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