こちらは両面存在するゴニアタイトの完品です。
ジグザグの縫合線が素晴らしい。
この標本の見所はこの縫合線です。ここまで分かりやすい縫合線を持つ標本も少ない。
ゴニアタイトの縫合線を表す言葉「ジグザグ」。まさにこれです。
縫合線とは殻の表層近くの構造が露呈したものです。中生代のアンモナイトなどは、非常に複雑な縫合線をしていますが、これは、軽量化を図りつつ、強度を維持あるいは増した結果と考えられています。
このシンプルな縫合線は、このゴニアタイトの内部が詰まっていて、軽量化が施されていないことを意味しています。まだ天敵が少なかったせいでしょうか、進化が進んでいなかったと考えるべきなのでしょうか。
両サイドが残った完品。薄くカットされたインテリアタイプの標本とは一線を画す化石です。
100円玉との比較。両面残されたゴニアタイトの完品です。
価格:
商品ID:an1987
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:直径9.5cm 厚3.2cm
商品説明:いかにも典型的な縫合線が素晴らしい!両面が保存されたゴニアタイト(Goniatite)の完品の化石
この商品は売却済みです。
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