こちらは高い人気を博している、ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラスです。極めて上質です。
アンモナイトの殻の表面には2つの模様があります。一つは肋(ろく)。もう一つは縫合線です。脈のように刻まれているのが肋(ろく)で、細かなジグザグ模様が縫合線です。本来、縫合線は殻の表層を支えている骨格が表面に現れたものです。
直径最大部23ミリ。平均的かやや大きいサイズです。
金色に輝く理由は全体が黄鉄鉱という鉄と硫黄の化合物によって置換されているためです。殻の内部に収まっていた軟体部の死骸から発せられたアンモニアが海中の硫黄と反応し黄鉄鉱ができます。長い堆積期間のなかで、殻本来の成分が徐々に、黄鉄鉱に乗っ取られ、現在の姿になったと考えられています。
アップしても、ほとんど欠損らしい欠損が見当たらないことがお分かりでしょう。極めて上質と申し上げて良い上質の化石です。
100円玉とほぼ同サイズ。
両面ともに上質です。
価格:
商品ID:an1982
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Saratov, Russia
サイズ:本体最大部2.3cm
商品説明:高い人気を博す、ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石
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