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中生代ジュラ紀に棲息していた、まるまると太ったオウムガイ(Nautilus)の化石/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは中生代ジュラ紀に棲息していたオウムガイの化石です。


オウムガイは初期の頭足類でありながら、現世にも棲息していることから、「生きた化石」として知られています。


オウムガイの特徴は、極めてシンプルな縫合線。単純な縫合線で知られるゴニアタイトのそれよりもさらにシンプルで、うねりのほとんどない直線です。縫合線は内部の骨格が露出したものですから、オウムガイは非常にシンプルな骨格を持っていることを意味しています。


一般に、時代を経るごとに頭足類の殻の縫合線は複雑化していく傾向にありますが、オウムガイだけは例外です。縫合線の複雑さは軽量化しつつ強度を保つ、いわば進化の証ですが、オウムガイはそういった進化を経ていないにもかかわらず、殻を持つ頭足類のなかで最も息の長い生物です。過度に環境にチューンナップしなかったことが幸いしたのでしょうか。非常に興味深い事実です。


オウムガイはご覧のように、非常に厚みがあります。殻の中央に大きな孔があるのがお分かりでしょうか。これは連室細管といい、内部の小部屋を貫く1本の管(くだ)です。この管を通して、海水や空気を出し入れし、浮力をコントロールしていたと考えられています。



オウムガイの縫合線は開口部対して、反るように弧を造っています。詳しくはコラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。



直径最大部75ミリ。


同サイズの直径を持つアンモナイトとは比較にならないほどボリュームがあります。ぜひ、オウムガイならではの存在感を実物を手にとってお確かめください。

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価格

商品ID:an1975

時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)

産地:Madagascar

サイズ:本体直径7.5cm 厚4.8cm

商品説明:中生代ジュラ紀に棲息していた、まるまると太ったオウムガイ(Nautilus)の化石

この商品は売却済みです。

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