こちらは直径最大部36ミリに達する、大きなクエンステッドセラスです。全体が黄鉄鉱化しています。
クエンステッドセラスの隔壁は曲がりくねっていて、かなり複雑であることが分かります。クエンステッドセラスに限らずアンモナイトは、他の頭足類と比べると複雑な構造を持っていますが、クエンステッドセラスはその中でも、かなり入り組んだタイプです。
死骸から発生したアンモニアが海中の硫黄と反応し、黄鉄鉱が生成されることがあります。殻の本来の成分と徐々に入れ替わり、このような姿になったと考えられています。黄鉄鉱化アンモナイトとか、パイライトアンモナイトなどと呼ばれます。
完全に黄鉄鉱に置換されています。
直径最大部36ミリ。これは黄鉄鉱化されたアンモナイトのなかでは、かなり大きい、相当大きい部類です。通常の25ミリクラスのものと比べると、体積としては3倍程度はあります。実物を手に触った感覚としても同じくらいの違いがあります。
価格:
商品ID:an1950
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Saratov, Russia
サイズ:本体最大部3.6cm
商品説明:ビッグサイズ!両面の鑑賞が楽しめる、ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石
この商品は売却済みです。
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