こちらは縫合線と遊色の両方を楽しむことができるアンモナイトの化石です。マダガスカル産のクレオニセラスです。
写真上側が遊色層、下側が縫合線が露出した部分です。
アンモナイトは最外殻に薄い遊色層を持っています。遊色層が剥けるとその下は骨格で、研磨すると縫合線が露出して見えます。この標本は遊色層と縫合線模様が切り替わっていく部分が見られます。
アンモナイトの化石のほとんどは最外部の層は失われてしまっているので、このように光ることはありません。保存状態が特に良好な場合に限り、このような遊色を呈します。光る仕組みはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”をご覧ください。
中生代のアンモナイトの殻は進化の結果、軽量化に成功しつつ強度もあったと考えられています。縫合線が時代が進むごとに複雑化していくのは、そのためだという説があります。
100円玉との比較。遊色と縫合線を同時に楽しめるお得な化石です。
価格:
商品ID:an1938
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径3.9cm 厚1.2cm
商品説明:ファーストコレクションに!半分縫合線、半分遊色!白亜紀マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石
この商品は売却済みです。
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