こちらはおよそ1億年前のマダガスカルの地層から採集されたアンモナイト、ペリスフィンクテスです。
ペリスフィンクテスは、ひと目見てそれと分かる、ピッチの細かい肋(ろく)を持っています。
肋(ろく)とはアンモナイトの殻の表面に刻まれた凹凸のことで、アンモナイトの種類に固有です。
ペリスフィンクテスは比較的ゆる巻きであることでも知られています。アンモナイトの巻き方についてはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。
もう一つの分かりやすい特徴は殻の太さがどこも比較的一定であること。もちろん開口部にかけて徐々に膨張しているのですが、その比率が小さい特徴があります。
この角度から見ると、その膨張率の小ささが一目瞭然です。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って展示してください。
価格:
商品ID:an1856
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径7.7cm 厚2.4cm
商品説明:ピッチの細かい肋(ろく)が特徴的、ジュラ紀の示準化石、アンモナイト、ペリスフィンクテス(Perisphinctes)
この商品は売却済みです。
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