こちらはマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本です。文字通り、アンモナイトを中央でまっぷたつにカットし、それぞれの表面を磨き上げた化石です。アンモナイトの殻の内部に小部屋をのぞくことができるという利点があり、昔からある鑑賞方法です。
写真の白い線は隔壁と呼ばれ、小部屋を仕切っています。この白い線はもちろん着色したものではありません。また殻の側面に黒い線のようなものが見えるでしょうか。これは連室細管といって各部屋を貫いています。空気や海水を流出入させる配管のような役割があったと考えられています。
本来隔壁の内部は空洞でしたが、堆積時に入り込んだ鉱物が固まり結晶化しています。メノウになっていて、美しいブラウンを呈します。
もう一つの側。
こちらはおもて(非鑑賞面)側です。一部、遊色層が保存されています。縫合線が見える箇所も。
当然ながら合わせるとぴったり。
100円玉との比較。マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのカット&ポリッシュ標本です。非常に美しい標本です。
価格:
商品ID:an1832
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径5.2cm 厚2.5cm
商品説明:美しい厳選品、マダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)のカット&ポリッシュ標本
この商品は売却済みです。
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