縫合線露出部分と遊色する部分がほぼ半々の面白いアンモナイト、クレオニセラスの化石です。
写真上側には縫合線と呼ばれるアンモナイトの内部の骨格が現れた部分が見えます。ちなみに、殻を徐々に磨いていくと、上のような縫合線が現れます。
こちらが縫合線のアップ。ゴニアタイトなどの古い頭足類の殻のそれと比較すると、非常に複雑です。アンモナイトは、中生代の初期からすでに複雑な縫合線を持っていました。
複雑な縫合線は、骨格を軽量化しつつ、強度を維持した結果とも言われています。
殻の最外部が保存されている写真下側の部分には遊色が保存されています。
最外部は非常に薄いことを認識させてくれる化石もであります。この薄い殻の内部に、アラゴナイト層が保存されている場合に限り、遊色を楽しむことができます。
100円玉との比較。縫合線と殻に残された遊色を両方、楽しむことができるアンモナイトの化石です。
価格:
商品ID:an1773
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径11.6cm 厚3.1cm 398g
商品説明:半分遊色、半分縫合線模様!400グラムにせまるマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる