こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスのカット&ポリッシュ標本です。中央でカットして表面を研磨した化石です。
アンモナイトの展示方法はさまざまありますが、このカットして表面を磨くこのスタイルは、昔からずっと存在しています。王道の展示方法といったところでしょうか。
このように殻の内部をのぞける点が特徴です。アンモナイトの殻の内部は小部屋に分かれていて、開口部に向かって成長していきます。最も外側に軟体部が棲んでいました。ヤドカリなどとは異なり、軟体部と殻は一体化していて、一生をともにしました。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
このように2枚一組の化石です。外側は遊色する部分あり。
殻の内部は本来空洞でしたが、堆積時に珪酸塩鉱物が入り込み、固化しています。透明の部分は石英や方解石などです。
白いラインはアンモナイトの骨格です。隔壁といって、各小部屋を仕切っています。
空洞部分、方解石化している箇所多数。実際手にとると、キラキラと輝いて見えます。
直径最大部108ミリ。大判の化石です。
100円玉との比較。このようにして付属のスタンドを使って展示してみてください。
価格:
商品ID:an1750
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径10.8cm 厚2.7cm
商品説明:王道の展示手法!大きい、直径最大部108ミリ!およそ1億年前の大判アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石
この商品は売却済みです。
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