たまには、光っていないクレオニセラスもご紹介させてください。マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスといえば、弊社では、光っているタイプの化石をご紹介することが多いです。今回は趣向を変えまして、縫合線を観察できる、グロテスクタイプをご紹介します。
これはこれで見どころが多いです。白亜紀のアンモナイトらしく、繰り返される複雑怪奇な縫合線が実に面白い化石です。
一部がメノウ化していて、半透明になっているのも面白いです。アンモナイトの中央にはわずかに遊色する箇所が残されています。
菊葉模様とも呼称される白亜紀のアンモナイトの複雑な縫合線。「菊葉」と検索していただくと分かりますが、聞この模様がそれに似ているということで名付けられたようです。たしかに、言われてみれば植物の葉のように見えてきます。
こちらは一部が珪酸塩鉱物に置換されてメノウ化しています。
細かい縫合線が失われ、太い箇所だけ保存されたものと思われます。細かい箇所は珪酸塩鉱物によって大部分が置換され、半透明にメノウ化しています。透明度はかなり低いめですが。
裏面も似た模様となっています。
こちらは100円玉との比較。ナイスサイズ、ナイスフォルム。おすすめの化石です。
価格:
商品ID:an1707
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径12cm 厚3cm 410g
商品説明:光らないクレオニセラスはいかが?白亜紀のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石
この商品は売却済みです。
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