こちらは中生代白亜紀のオウムガイの化石です。オウムガイは古生代デボン紀に現れた頭足類の一つです。
他の古代の頭足類であるゴニアタイトやアンモナイトなどと比較すると、厚みがあるのが特徴の一つです。ご覧のようにボールのように丸く成長します。
横から見ても厚みがあるのがお分かりでしょうか。また、縫合線はとてもシンプルです。
こちらのオウムガイは中生代ジュラ紀のものです。オウムガイは6600万年前の大絶滅を乗り越え、現世まで存在し続けている、非常に歴史の長い生物です。生きた化石の代表格として知られます。5回の大絶滅については、コラム「地球のタイムスケール」を御覧ください。デボン紀、ペルム紀、三畳紀、白亜紀の4回の大絶滅を乗り越えて現世まで絶えることなく続いてきた、スゴイ生物の化石です。
同じ頭足類であるアンモナイトやゴニアタイトは絶滅したにも関わらず、オウムガイは生き残りました。何か、他とは違う構造があるのかもしれませんね。
この丸みを帯びたフォルムが人気。半透明の部分はメノウ化しています。
100円玉との比較。恐竜が大地を闊歩していた頃、海中を遊泳していたオウムガイの化石です。
価格:
商品ID:an1695
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:本体直径6.1cm 厚4.3cm
商品説明:世界的な大絶滅を何度も切り抜けたオウムガイ(Nautilus)の殻の化石。恐竜時代の標本
この商品は売却済みです。
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