こちらはフランス産ジュラ紀の黄鉄鉱化したアンモナイトです。
化石は堆積環境によって、もとの成分が他の成分に入れ替わります。今回の標本は全体が黄鉄鉱化しています。
肋(ろく)の方向と直角に縦長の穴が複数ありますが、これは縫合線です。縫合線とはアンモナイトの殻の骨格である隔壁が露出下部分ですが、こちらの標本はその一部が空洞化し、面白い模様を造り上げています。
黄鉄鉱アンモナイトのなかでも、ユニークな味わい。
こちらは内部の小部屋を観察できるほどに深く表面が研磨され、隔壁の深い部分が露出しています。隔壁まで完全に黄鉄鉱に置換されていることが分かります。
黄鉄鉱化アンモナイトで、個々まで深く研磨した標本は少なく、新鮮な印象を受けます。
隔壁が完全に露出した面。
薄く研磨し、縫合線と肋(ろく)模様を楽しめる面。
100円玉との比較。一体で2面の模様を楽しめる、お得な標本です。深層まで完全に黄鉄鉱に置換されています。
価格:
商品ID:an1488
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Aveyron, France
サイズ:直径3.8cm
商品説明:両面で味わいが異なる、深層まで黄鉄鉱化されたフランス産アンモナイト。
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる