小サイズながら、”完璧”なイリデッセンス(iridescence)を持ったマダガスカル産アンモナイトをご紹介します。
肋(ろく)に沿って雷のような鋭い色の線が走っています。
当然のことながら写真では光の線は移動しませんが、実物は傾けると、光の線があたかも走っているかのような印象を受けます。
緑を中心に、黄、橙、赤、朱、それらの中間色など、様々な色を呈します。
その色の輝きは複雑で何色か表現するのは難解です。標本を傾けると色が変化し移動していきます。
両面ともに非常に上質。こちらは反対面。緑の発色が素晴らしい。
指の微妙な動きに呼応して色が変化します。まるで生き物のようです。
アンモナイトの殻にはもともとアラゴナイトが含まれていたことが分かっています。アラゴナイトは続成作用を受けて、半透明の白っぽい方解石に変化します。まれにこの標本のようにアラゴナイトの極薄層が残され、ご覧のような美しい遊色で我々、化石コレクターを楽しませてくれます。
こちらは太陽光のもとで撮影した一枚です。さらに殻全体が深い色に包まれているのがお分かりいただけることでしょう。
蛍光灯などの人工的な光とちがい、太陽光は紫外線を含んでいます。より幅広い光のバンドが複雑で深い干渉色を引き出しているものと考えられます。
特に寒色系の色(ブルーなど)に関しては太陽光のもとでより強く美しく輝きます。
100円玉との比較。極上のイリデッセンス(iridescence)を備えたマダガスカル産のクレオニセラスです。厳選品。
価格:
商品ID:an1479
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径5.2cm 厚1.6cm
商品説明:厳選品。あらゆる色が詰まった極上のイリデッセンス(iridescence)を備えたマダガスカル産のクレオニセラス
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる