こちらはマダガスカル産のアンモナイトです。中央でカットして断面を磨いた標本です。
もう一度この写真をご覧ください。アンモナイトの内部は白い骨組みと土砂が固まった堆積岩で埋まっていることがお分かりでしょうか。白い骨組みは隔壁と言い、殻内部を仕切っています。生存時は隔壁に囲まれた部分は小さな小部屋になっていて中空でした。
アンモナイトは殻の中心部から生まれ、徐々に外側に成長していきます。ヤドカリなどとは異なり、同じ殻で一生を過ごします。
生存時は中空であった小部屋にはガスや海水を流出入させ、浮力を調整することができたと考えられています。
大きな標本ではありませんが、内部の状態は鮮明で良質です。
最も外側の部屋には軟体部が収まっていました。頭足類の内部構造については、コラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
アンモナイトの中心部(ヘソ)まで欠けることなく完全に保存されています。
中央でカットされています。
100円玉との比較。小サイズながら良質です。ファーストコレクションにいかがでしょうか。
価格:
商品ID:an1474
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.6cm 厚1.9cm
商品説明:ファーストコレクションにおすすめ!小サイズながら上質品、アンモナイトのカット&ポリッシュ標本
この商品は売却済みです。
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